「北朝鮮からミサイルが発射されたけど日本は大丈夫なの?
「両国間の情勢は今どうなっているの?」
「日本と北朝鮮の間の政治的な問題は具体的には何?」
ということを、7人のオランダ人から矢継ぎ早に聞かれたことはありますか?

私はあります。
数年前、私はポルトガルを旅行している最中、リスボンから地方への日帰り旅行ツアーに参加しておりました。
そもそもツアーに参加するつもりなどなかったんだけど、泊まったホテルのフロントの人に声をかけられ「今からレガレイロ宮殿へのツアー行かない?一人だけ急に空きが出たのよ〜」
とのことで、これもなんかのタイミング!とノリだけで参加したのです。
急ぎホテル前のミニバスに乗り込むと、そこにはすでに人が乗り込んでいました。
聞くと全員がオランダ人。
知り合い同士なの??と聞くと「違う」と答える。
じゃあなぜポルトガルのリスボンの小せえホテルに、7人のオランダ人が…
と思っていたら彼らは「ミステリーツアー」の参加者なのだという。
旅行代理店から申し込み、当日空港に行くまで「ヨーロッパのどこか」ということしか行き先を知らされていないらしい。
ヨーロッパーにいるとそんなミステリーツアーもあるんだな〜と感心した。
そんなこんなで7人のオランダ人と、ポルトガルの名所をサクサク回る1日。


ツアーの最後は海が見えるおしゃれなレストランで食事。

私以外のオランダ人の皆様はオランダ語でお話が弾んでいる。
私はオランダ語はさっぱりわからないため、一人海を眺めてお酒を飲んでいると、そのうちの一人が気を遣ってくれて
「みやはオランダ語がわからないんだから、私たちも英語で会話しましょう!!」
と提案してくれて、私にも話を振ってくれたのです。
「そういえば日本と北朝鮮の情勢はとても緊迫しているわよね?」
と………
「この間ミサイルが発射されたとニュースで見たわ。今はどうなったの?」
「日本と北朝鮮の間にはどんな問題があるの?」
といったことが、その場にいる皆さんから次々と繰り出される。
奇しくもこの日の数日前に、北朝鮮からミサイルが発射され海に落ちたというニュースが飛び込んできたばかりのタイミングだったのです。
まずこの質問を聞いた私の率直な感想は「よくそのニュースを知ってるなぁ」でした。
ヨーロッパで生まれ育った彼らが、彼らから見たら東の端っこの方の日本と北朝鮮の情勢になぜそんなに詳しいのか?
おそらく、日本とは世界情勢に対する感度や姿勢が全然違うのだと思う。
オランダは侵略された歴史が多々あるのでその点からも、興味深く思ってくれているのかもしれない。
しかしこれを英語で答えるのがめっっちゃ大変。
そもそも日本語でも説明するのが難しい、拉致被害者問題ってなんていうの?北朝鮮の総書記、総書記って英語で何???とか、パッと英語で言うことが本当に難しい。
旅行してたり、ちょっと筋トレ教えるようなことはできても、真の英語力ってこういうパッと答えられる能力もあるよな〜と考えさせれらました。
それから数年後、今、私は米軍関係者が多く通うジムで働いています。
上司のアメリカ人コーチと、仕事終わりにご飯しよ〜!と出かけた時…
また同じようなシチュエーションになりました。

「第二次世界大戦についてどう考えてる?」
この時はバイデン氏とトランプ氏が選挙で争っている時で、アメリカの政治について話していました。それもまあまあアウトプットするのが大変だったんだけど、第二次世界大戦。
これを聞かれた時、私は自分の無学を恥じました。
というのも、知識はあるんです。どのようにして開戦したとか、どこで何が起きたとか、終戦の日のこととか長崎と広島に原爆が落ちて、どんなことが起きたかとか…
そういう情報はあったんだけど、私の中に「その戦争についてどう思うか」という自分の意見がなかったこと。
思えば世界を旅行したり海外に住んでいると、自国の情勢や戦争だったり過去の出来事について「意見」「考え」があるのは当たり前のこととして会話が進んでいくんですよね。
知識として知っているだけなのと、それに対する意見や考えがあるのとでは天と地ほど差がある。
私は聞かれて初めてこの戦争について考えました。そして意見を言いました。英語で。
あ〜〜〜〜自国語で説明するのも難しいのに英語で「第二次世界大戦について私はこんなふうに考えているんですよ」って説明するのクソ難しいよ!!11!!??!!
私は海外旅行が好きですし、沖縄にいても外国の方と接する機会はたくさんあります。
きっとこの先も現在の情勢や、過去の歴史、戦争について聞かれる機会があると思う。
そんな時なにも自分の意見がなく無関心で、世界の状況について当事者意識がないのは正直…もうダサいな、やばいなと感じます。
知識だけでなく「それについて自分がどう思うか」ということ。
自分の意見をちゃんと持っていられるように…言語だけじゃなく、日々のなかで勉強していこうと思わされる出来事でした。
そしてもっと英語をちゃんとやろうと1000000回思った。うん。
もうこの先、英語の勉強不可避だよねほんと。
後期から学校でも英語の授業あるそうなので、久しぶりに座学を真面目にやるきっかけになりそうで楽しみです٩( ‘ω’ )و
みや
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